カローラ ルミオン 年式:22年  カラーナンバー 3RO  ブラキッシュレッドマイカ
作業日数目安:1週間程度(現場の混み具合により多少前後します)


今回のキズ、ヘコミがある部分はフロントバンパー、フロントドア、リヤドア、クォーターパネル
ロッカーパネル(ステップ部分)の側面一面と広範囲に及ぶキズ、ヘコミ修理です。
この車種カローラ・ルミオンのフロントドアとリヤドアは新素材の高張力鋼鈑という素材なので
板金修理の難易度は普通の鋼鈑よりはるかに高度な技術が必要です。
もちろん当社では今回のドアのキズ、ヘコミの修理は部品交換せずに板金作業で修理しました。
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特にリヤドアとロッカーパネル(ステップ部分)のスリキズ、ヘコミが大きいです。


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ステップ部分の板金はリヤドアを何回も脱着し微調整しながらへこむ前の綺麗な形に形成して
いきます。
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リヤドアはヘコミ分部の鈑金後、塗装専用スタンドにかけて塗装作業を行います。
ドアに付いている付属部品、アウターハンドル(ドアノブ)や画像には写ってませんが
ドアの裏側のトリム(内張り)類などは全て取り外します。
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バンパーにもキズ、ヘコミがあったので修理してドアと同じように専用のスタンドにかけて
塗装作業を行います。
グレーになっている部分がキズ、ヘコミのあった場所です。ヘコミは加熱して整形し、キズは研磨後バンパー専用パテでキズヘコミができる前の状態に形成します。
ナンバープレートやグリルなどのバンパーの付属部品は修理や塗装作業に邪魔に
なるので全てバンパーから取り外します。
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フロントドアは車体から取り外さずに塗装します。
バンパー同様、グレーの部分がキズのあった場所です。
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全てのキズ、ヘコミ分部の鈑金作業が終わると次は塗装作業です。
塗装専用のブースに車体を移動しマスキング作業を行っていきます。
マスキング作業とは塗装部分以外に塗料がかからないように画像のよにマスキングテープや
養生紙で塗装部分のみを残し後は全て隠してしまう作業です。
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ロッカーパネル塗装後
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フロントドアもロッカーパネルと同時に塗装します。
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リヤドア、フロントバンパーも専用スタンドに立て掛けたままでフロントドア、ロッカーパネル
同様に塗装専用ブースで塗装作業を行います。

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上記で説明しましたが、修理前にドアの裏側の付属部品やトリム(内張り)類を取り外しているので、鈑金、塗装、ミガキ作業と全ての作業の最後に取り外した付属部品を元通りに取付します。
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以上で今回の側面の広範囲に及ぶキズ、ヘコミ修理は終了です。
隣に止まっている車が反射するぐらい綺麗になおりました。
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上記のような広範囲に及ぶ修理や他店で、新素材の高張力鋼鈑の為、部品交換になり、
鈑金修理できません。と言われたお車など一度当社にご来店、ご相談下さい。

当社では出来る限りキズ、ヘコミは鈑金作業でなおします。
有限会社 アクティブ車体
大阪府堺市西区菱木1-2242