トヨタカローラ 年式H13年 走行距離:291.000㎞
走行中にエンジンが急に停まり、再度エンジンをかけてもかからなくなる現象で
引き取り修理しました。
なぜ急にエンジンが停まるのかOBDⅡスキャンツールで故障診断した結果、P1300 P1305 P1310 P1315 の4個のDTC(故障コード)が出ました。
イグナイター(イグニッションコイル)が4つ同時にダメになるとは考えにくいのでトラブルシューティングに従いワイヤーハーネスの断線などの点検、もちろんプラグとイグニッションコイルも点検しましたが特に異常は見受けれず、DTCを消去したらなんとDTCが消えました。でもエンジンはかかりません。
今度は視点を変えて、クランクセンサー、エアフロ、ISC、スロットルセンサー、全てを単体点検しましたが問題ありませんでした。
走行中にエンジンが突然停まる、エンジンがかからなくなる原因で一番多いのがクランクセンサーの故障なのですが・・・
最後に残ったのは、エンジンコントロールユニットです。エンジン始動時に電圧が出力されるはずの端子にテスターをあてましたが出力なしだったし、忘れてましたがキーONの状態でメーターのインジケータランプ(各警告灯)が点いたり消えたりしてたのを思い出したので、突然エンジンが停まってエンジンがかからない原因は、もうこれしかありません。
が・・・しかし可能性が高いとは言え100%の確証がないうえに、この部品は10万円以上する代物・・・ 交換には勇気がいります。
そこで中古を探す事にしました。中古を探すメリットは修理費用が新品部品を使用するより安くなります。
下記画像は配線を調べる為に、ダッシュボードを外しています。
image
運よく走行距離の少ない中古部品が安く見つかりました。
交換すると・・・エンジンがかかりました!!!
image
試運転を何度かしましたが、異常なくエンジンも快調で急に停まる現象もなくなりました。
このようなエンジンが急に停まる、エンジンがかからないなどの症状、診断します。
お任せ下さい。
有限会社 アクティブ車体
大阪府堺市西区菱木1-2242
TEL072-274-2155